鹿沼市にて屋根塗装、外壁塗装完了しました。 2回目の塗り替えのお客様で塗り替えてからの 15年ほどたっていて そろそろ塗り替えたいというご依頼でした。 屋根、外壁ともにラジカル制御型シリコン塗料で施工しました。 ラジカル制御型塗料とは「ラジカル制御型の酸化チタン」と「光安定剤(HALS)」を使った塗料です。ラジカルとは、塗料を調色するときに使う酸化チタン(白色顔料)に、太陽光の紫外線が当たることで発生するエネルギーです。発生したラジカルは、塗料の樹脂や有機顔料の劣化させてしまいます。例えば、塗膜の劣化症状で色褪せやチョーキング現象を引き起こす原因になります。 光安定剤は、ラジカル制御型酸化チタンのバリアー層からラジカルを補足する役目で、ラジカルが漏れ出したときに捕まえるための添加剤になります。酸化チタンは、塗料を調色するとき（一般的には淡彩色系）に必要な白色顔料です。また、下地の色を覆い隠す隠ぺい力を高める効果もあります。そのため、塗料を調色する際には酸化チタンは欠かせない顔料です。 ラジカルシリコン樹脂の大きなメリットは、シリコン以上フッ素樹脂並みの対候性がある点です。1缶当たりの値段は、シリコンより少し高いくらいなのに対して、耐久性はフッ素並みと言われています。そのため、価格の割に耐久性が高いというコストパフォーマンスに優れています。 今回はキクスイ化学のロイヤルシリーズを選定して、外壁はロイヤルシリコンで塗装しました。耐用年数は16年とフッ素にせまる耐久性です。屋根はキクスイ化学のロイヤルパワールーフで塗装し耐用年数は13年ほどになります。 高圧洗浄後に外壁目地のシーリングを新しく打ち替えてから下塗りをして上塗り2回で完了になります。屋根は苔や汚れを高圧洗浄で洗い流し、エポキシ系の下地調整材で下塗りしてから上塗り2回で完了です。どちらもラジカルシリコンでの塗装ですが、耐久性に優れてますので長く建物を守ってくれると思います。 屋根塗装、外壁塗装のことなら是非エムズカラーにおまかせください。